それでも鳥は飛んでいく

渡り鳥さんは,何千キロも飛べます。休憩場所はいろんな鳥さんが共有です。

ヒマラヤだって越えることができます。

もし鳥さんのインフレが人間に感染するように変異してしまうとしても,鳥と人間の接触を防ぐことは無理です。いわんや鳥の移動を制限することも。

どんなに高い塀も山も広い海も飛び越えてしまいます。ぴゅ〜。

そもそも,ほんとうに鳥インフレが人間に感染するように変異したんですか?対人間のインフレ兵器が変異して鳥に広まっただけじゃないんですか?

などとX-files的な妄想を膨らませている場合ではないのかもしれません。

ついでに書きます。いわゆる新型インフレ対策について。

新型なので免疫が無いので大変というわけです。そこに「特効薬」タミフル備蓄なわけです。しかしですねぇ。タミフル飲んだからって感染力がなくなるわけじゃないんです。ましてや予防薬と勘違いしている人まで居ます。イソジンじゃあるまいし。

しかしタミフルを発症後48時間以内に飲めば,40度などという高熱を避けることができます。そうすれば予後の回復も早まります。しかし発症期間が短くなるわけではありません。ウィルスをばらまく期間はほとんど同じなのです。

そうです。タミフルを飲んで熱を下げ,仕事をしようとする馬鹿野郎がわんさか現れる可能性があるのです。40度の熱でぶっ倒れておれば,世間に迷惑はかけませんが,熱を下げてバイオテロを繰り返す輩が現れそうで心配です。

あとはインフレの簡易検定キットの不備です。驚くべきことに,風邪とインフレを区別しない耳鼻咽喉科がいまだに実在します。インフレが疑われる場合,キットを用いれば15分ほどで発症を確認することができます。それすら準備していない所があるのです。

すべての災害は人災であると言われることがありますが,新型インフレが大流行したとしてもそれは人災によるものでしょう。

注意:
ナガシマシゲオ氏に敬意を払って「インフレ」と表記しております。