不定期ウィークリィFYI:報酬を上げる方法の続き

案件の単価というのは、そもそも何にも基準がないので、いくら高いものでも探せば見つかります。

高い単価で案件を探してもらうと、面談に到達できる件数は減るかもしれません。その一方で、次のような効果が期待できます。
・ハズレ案件(ブラック、やりがいレス)を避けられる
・商流が複雑な案件を避けられる
・相対的に高いスキルの人と仕事ができる

単価が安いほど、レッドオーシャン気味で、誰でも入れて、人の入れ替わりや新規立ち上げも多いです。
勢い、ブラック現場も多くなります。現場が疲弊しているからです。

商流とは、ぶっちゃけ、何次下請けか、の中抜き段数のことです。
驚くべきことに、同じ案件が異なる商流で別々の人に割り当たって、同じ仕事なのに手取りの報酬が何倍も違うということが実際に起こります。
建設業のように建前だけであっても、丸投げ規制が必要だと思います。

相対的に少し高い単価の現場でも、これまで説明してきたように、素人が入り込むことは可能です。したがって一定割合でボンクラーズが存在しますが、そういう現場では、そういう人が仕事の邪魔にならないように絶妙に工夫をするので気にしなくても良いです。
そういった手当も含めて、また元請け技術者も慣れているので、相対的にハイスキルな人と仕事を進められる可能性が高いです。

仮にあなたがボンクラーズ認定を受けても、しばらくの間、相対的に少し単価が高いその仕事を「やっていたことになる」わけです。契約終了になるまで自然に暮らしておれば良いです。