機械が労働者

少子高齢化社会を乗り切るためにはロボットさんにガンバってもらうのがよろしい。

ただロボットさんが助けてくれるのは、単なる力仕事の担い手としてだけでよいのでしょうか。

若い人の人口比率が減るので、力仕事のできるロボットさんをたくさん作ればよいのでしょうか。

労働力の総合計が富の源泉ではないのでしょうか。一人アタマ100$稼ぐとして、100人なら1万$、200人なら2万$。

同じ100人がロボット100台で200人分の仕事をしたらどうなるんです?

給料は100人分。ロボット100台分は設備なので減価償却すればいいんですか?つまり導入時に設備投資で先行投資。償却後にカネを生む道具ですか。

同じ仕事をして同じだけ稼ぐ会社人間本舗と、ロボット本舗があるとして、人間本舗は200人の人間社員。ロボット本舗は100人間社員と100ロボット。売り上げが同じなら、給料はロボット本舗の方が少なくて済みます。ロボットさんの保守におカネがかかる分は全部経費ですよね。

究極的には、社長一人あとは経理とかなんとか4,5人だけが人間で、あとは全部ロボットさんという完全ロボット本舗なる会社があるとして、どうなんでしょうか。

ロボット労働者が自分の体を修理するのに、かかったお金をロボットさんの所有者である会社が払えば、設備の修理代ですが、ロボット自身が払うことはできないんですか。

ロボットさんが自分のお財布を持たない限り、ただの設備でありつづけるわけですか。

大企業ならこう考えるでしょう。ロボットさんにお財布を持たせる。自社で働くロボットさんに給料も払う。そうして、自社製品をそのお金で買ってもらって消費してもらう。もちろん他社で働くロボットさんに買ってもらわないと儲けは出ません。だけど自社ロボットが買ったとしても売り上げは立ちます。