インゲンの仕事がなくなる?
そんな生易しいものではありません。
まれにSF映画などで、裁判官を”公平公正な”AIが担う描写があります。
皆さんご存知の通り、裁判というのは社会的な暴力装置の安全装置です。
悪いことしたら
バツを与える
ただしその判定は公正公平におこなう
民事的な諸問題も同様です。
で、過去数千年にわたって、社会的な規範は”法”に文字で書いて周知徹底するのが習わしでした。
しかしながら、うそからでたまことで、
公正公平なAI
が実現すると、
法律のスキマを
裁判官が埋める
という2段階がいらなくなりますね。
ある面では、
事前に
「これって法律に触れる?」
という確認をAIで確実に行えるようになる
ということであり、別の面では
何か問題が起きた時に
AIがすべてを公正公平に判定できるのであれば
最初から法を定義する必要がなくなる
ということだからです。
後者を分かりやすく言えば、
俺が法だ ©ダーティハリー
(山田康夫の声でお願いします。)
ということです。
このように司法制度全体を全自動化できれば、インゲン社会の円滑な運営が可能になることはあきらかでしょう。