ペリー来航の頃、お米の国はまだ国力が弱く、メキシコドルを使っていたそうです。
8レアルの銀貨が大量に流通していたそうです。
その後、金-銀交換レートのアービトラージで、江戸の小判は海外に流出しました。なんですぐに止めなかったのか気になりますが、固定相場の怖いところですね。
背景には、欧州における銀の暴落があったようです。
さて、開国時に日本円は、お米の国と同様に、一圓=1メキシコドルにレートを設定したようです。
つまり、米ドル=一圓=1メキシコドル、ということですね。
明治4年には、1ドルに銀貨一枚の価値があったのです。
圓(旧圓)も同様です。
その後、メキシコドルはメキシコペソとなったようです。
ここ数年、メキシコペソは絶好調のようです。
テスラの工場も建つそうで。
そしてまたいま、シルバーがゴールドに対して価値を切り下げているようです。