赤ちゃんは、聞いてるだけでどこの国の言葉でも覚えてしまいますな。
そしてまた、「何も操作せずにX分間待つ」というクリア方法のフロアもあるということか。
第9回 「ヒアリング」
この「脳回路」が出来上がるのは、いろいろな人の話を総合すると、約2-3ヶ月のようです。この「脳回路」の準備が出来た時に突然、頭の中に英語が飛び込んできます。
わたしの場合は、TOEIC受験対策でニャンテンドゥーDSと格闘していたときに発生しましたね。
→これのカナダ人のお姉さんの声には相当やられました。前置詞系が全く聞きとれません。R2D2のようにしか聞こえませんでした。それも慣れてくると聞き取れるようになったのですから不思議なものです。
不思議だったのは、R2D2の声だったカナダ人のお姉さんの声が聞き取れるようになったのと同時に、「訛り(なまり)」がわかるようになったことです。
あわせて人種ごとの発声法の違いも分かるようになったで、人間の脳というのはまったくもって神秘のカタマリですね。
最近の私は、TOEICで覚えた単語の大部分を忘れてしまい、一方でヒアリング耳はピーク時の7割くらいの能力を維持しているようで、
聞き取れるけど、書けもしないし、意味も分からない
(もちろん発音は最初からできねぇ~よ!?)
というなんとも使い道のないトーヘンボクに成り下がってしまいました。
# これなら「読み書きだけ出来るボクネンジン」のままでよかった気がする
これの厄介なのは、
書けない(=つづりが分からない)から辞書を引くのに苦労する
というところです。
# 昔、「漢和辞典」という奇奇怪怪な書物を無理に買わされて「部首から引く」などさまざまなワザを習得させられたことを思い出します。
その割りに、
テレビのニュース番組の英語も聞き取れる(けど意味が分からない)
という。
なるほど、文盲とはこういうことかと納得した次第です。
文盲 アゴタ・クリストフ自伝 アゴタ・クリストフ