原油がほんとうに枯渇するかどうかは議論が分かれるところでしょうが,
- 採掘量の実績
- こっそり隠れて掘れません
- 採掘にかかるコスト
- マリアナ海溝に有望な油田があってもねぇ?
- 新たな油田開発にかかるコスト
- 当りが出る確率
- 試掘にかかるコスト
などのデータはもう100年分以上あるんでしょうから。
あとは簡単な解析とサジ加減でしょう?つまりいくつかのシナリオを立てて解析結果のモデルで検証すれば良い訳です。あとは議会のお偉いさんが決めることサ。
にも関わらずいまだに埋蔵量の大小やその信憑性を論拠にして突付く人がいます。青臭い限りです。
お米の国の資源省?資源庁?のSDのイントロダクションはすばらしいですよ。フォレスター博士の略歴にまで触れてくれています。
とにかく,ここら辺に目を通してくだされ。何十年も前から,お米の国はモデルに従って政策決定をしてますよ。もちろんいくらモデルが精緻であっても最終決定においては恣意的であるでしょうがね。しかしですねぇ。「キリの良い数字」とかで予算を決める国とは大違いですよ。裏づけのあるモデルに対するサジ加減をいじくって自分が欲しい数字を手に入れるのと,一所懸命に学者先生が計算した数字を勝手に丸めるバカ官僚の差は大きいんです。数字のトレーサビリティが全然違いますから。非アネハとアネハの差ぐらいありますょ。
ちなみにフォレスター氏が戦後携わった防空システム(WHIRLWIND)の話は銀の弾本にもちらっと出てきます。そこら辺が,机上の空論ばかりのセンセ方とは違うのですな。
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