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阪神百貨店も太鼓判 高校生が開発「アレルギーでもOK」の卵(産経新聞) – Yahoo!ニュース
納豆やおからなど「健康によい」とされるさまざまな食材をエサに混ぜ、ニワトリに卵を産ませる実験をした。その結果、シソや魚粉を混ぜたエサを食べたニワトリに、アレルギー抑制効果があるとされる不飽和脂肪酸「α-リノレン酸」の含有量が通常の約5倍の卵を産ませることに成功した。
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卵アレルギーの孫がいる夫婦から「卵を食べることができた」とお礼の手紙を受け取るなど感謝の声が続々と寄せられたという。
ニワトリの遺伝子をいじくったわけでもなんでもなく、えさを変えて飼育方法を変えただけのように報道されています。
卵アレルギーの原因物質の多くはえさと飼育方法に原因があるということになります。
おそらく”卵アレルギー”といわれる症状の中にも、複数の原因物質があるということなのでしょう。
同じようなことが他の食物にもあるに違いありません。
つまり、子供や大人を悩ませる食物アレルギーのある部分は、動物としてのヒトの体質変化ではなく、ただの人災である可能性があるということです。