外環の一部が地下建設でも地上の用地買収が必要な理由:都市ドームの足場にするから

中央環状だと狭すぎる感じ?

日本の亜熱帯化も着々と進行し、あと10年もすれば、中緯度の大気循環異常で暴風と日照りが日常化します。縄文期の再来ですな。

恒常的な暴風から瞳を守るためにゴーグルの着用が必要となり、紫外線対策で真夏でも長袖です。

 

東京湾閉め切り堤防と、外環道を基部として建設される巨大ドーム。

直径30kmを越えるこのドームは上げ底資産を守るために建設され、投入される資本によって、さらに資産価値を底上げします。

構想初期には新素材による半透明半球構造が提案されましたが、耐震性への現実解として、高さ数十mの天井建設方式となりました。

多数の柱を建設して柱の間に天井を敷くのです。

このアイデアは某ビル会社社長の発言が分かりやすい説明になるかもしれません。

ビルは点。ビルとビルを線でつなぐ。空中でつなぎたいね。いまでも双子ビルの通路は2階3階に設置してるでしょ。

いずれはそれを面でつなぐわけ。そうすれば人とクルマの分離もできる。

 

土地収用が始まってから沸き起こる強い批判は、

ただの中2階建設であり、ドームじゃないんだから丸く建設する必要ないじゃないか。

というものです。さらに、

中途半端な中2階構造では屋上部分をまったく活用できない。もっと頑強なものを。

というそもそも目的がわからなくなるようなものまで。これは実際の気候変動が、ドーム建設が必要なほどには進行しない(ように見える)ことによります。

 

気候変動が進もうが進むまいが、そんなことはどうでもいいのです。資産を上げ底し続けるための方便なのですから。

大地下都市でもかまわないのです。トンネル掘削技術が先鋭化しすぎたため、「点から線」の先つまり「線から面」が難しくなってしまっている(ように見える)のが地下開発のアキレス腱になっています。

道路行政 (行政学叢書)
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